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2023.11.27

第82回日本公衆衛生学会にて弊社が研究に協力した「子宮頸がん検診が医療経済と病変進行に与える影響:レセプトを用いた後ろ向き観察研究」が口頭発表されました

NAC Careより

こんにちは!
今回は2023年10月31日(火)~11月2日(木)に開催された第82回日本公衆衛生学会に関するお知らせです。

弊社のヘルスケア担当取締役の杉山が共同研究者として名前を連ねさせていただいた、「子宮頸がん検診が医療経済と病変進行に与える影響:レセプトを用いた後ろ向き観察研究」が第82回日本公衆衛生学会で発表されました。

日本公衆衛生学会は、国内で最も長い歴史をもつ最大規模の公衆衛生に関する学術団体です。

本研究では、大手企業の健康保険組合様より、5年間の健診結果およびレセプトをご提供いただき、子宮頸がん検診受診者の医療費および病変進行度を分析しました。弊社は健診結果およびレセプト処理等に長く携わっており、専門知識と豊富な経験を有していることから、本研究の基本的なデータ処理を担当致しました。

N数が十分でなかったために、統計的に有意な差が認められませんでしたが、病変進行度に関しては検診なし群に浸潤子宮頸がんが多い可能性があり、今後、更に多くのデータを用いた分析などを行うことが期待されています。

弊社はこのような活動を通して公衆衛生に関わり、ひとりでも多くの人が健康になってもらえるよう、社会に貢献してまいります。