ITを活用したヘルスケア事業を展開する、株式会社エヌ・エイ・シー(所在地:東京都港区、代表取締役:山崎 直人)は、同社の提供する特定健診受診勧奨・通知サービス「未受診者対策サービス」が、千葉県千葉市における保健事業として採用されたことを2023年8月31日に発表しました。
【実施の背景】
千葉市は、千葉県のほぼ中央部にあたり、温暖な気候と肥沃な土地、豊かな緑と水辺など自然環境に恵まれた都市です。また、日本有数の貨物取扱量を誇る千葉港に沿って工場や食品コンビナートなどが集積している工業都市でもあります。
千葉市では令和3年度の特定健診受診率が31.6%と目標に届いておらず、被保険者の健康状態の把握が十分にできていないという課題を抱えていました。また、「令和5年度 千葉市国民健康保険個別保健事業実施計画」においては、特定健診受診率の向上を目的とした施策の1つとして、令和4年度の特定健診を受診した40~50歳代の市民に対して健診の習慣化を促す事業の実施を計画していました。
【エヌ・エイ・シーの「未受診者対策サービス」とは】
エヌ・エイ・シーの提供する特定健診受診勧奨サービス「未受診者対策サービス」は、個人の健診結果に基づき、一人ひとりの健康状態に合わせた完全個別の生活習慣改善アドバイスが掲載された「個別受診勧奨シート」を送付できるサービスです。従来のハガキや電話での一律の受診勧奨とは異なり、自身の過去の健診結果や個別アドバイスが掲載された勧奨シートが手元に届くことで、健診受診の必要性を「自分ごと」として捉えてもらい、一人ひとりの健康意識を高めることができます。
この度エヌ・エイ・シーは、千葉市の「令和5年度特定健康診査継続受診勧奨通知企画制作及び発送業務」の事業を受託しました。
【千葉市の取り組み】
今回千葉市では、令和4年度に特定健診を受診した市民のうち、令和5年度末の年齢が41歳以上64歳以下であること、生活習慣病のレセプトデータがないこと等の条件から抽出した1700名に対して、エヌ・エイ・シーの「未受診者対策サービス」による「個別受診勧奨シート」を送付する事業を実施します。勧奨通知物には、受診の動機づけとなるようなデザインを行なったり、健診結果の推移をグラフで視覚的にわかりやすく表示したりするなど、単に健診の継続受診を促すだけではなく、一人ひとりの健康意識の醸成を図ることも期待されています。
千葉市では、本事業を継続的に実施することにより、市民の健診への関心を高め、連続受診者の増加や特定健診の受診の習慣化を図り、生活習慣病の発症や重症化予防を目指すとしています。
株式会社エヌ・エイ・シーについて
ヘルスケア分野におけるITの活用をベースとしたソリューションやサービスを提供しており、国が「データヘルス計画」を推進する以前から健診結果データの分析及び有効活用に着目したサービスを展開し、実績を積んでいます。今後も健診データを活用した「特定健診未受診者対策サービス」「特定保健指導参加勧奨サービス」などの個別通知に特化したサービスやレセプトデータを活用したサービスを、自治体や健康保険組合へ積極的に提供していく計画です。
「特定健診受診勧奨・通知サービス」詳細:https://xs980603.xsrv.jp/services/service-3/
千葉県千葉市:https://www.city.chiba.jp/
【会社概要】
社 名: 株式会社エヌ・エイ・シー
設立年月日: 2011 年 3 月 31 日
本社所在地: 〒105-0003 東京都港区西新橋 1-6-21 NBF虎ノ門ビル
代 表 者 : 山崎 直人
主要事業内容: ヘルスケア事業、エンタープライズソリューション事業
U R L :https://xs980603.xsrv.jp/
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社エヌ・エイ・シー ヘルスケア事業本部 営業部
TEL: 03-3501-5502 FAX: 03-3501-5503