こんにちは!
先日、九州大学の荒川豊教授をお招きして当社の社員向けに生成AI活用セミナーを開催しました。
ご講演の題目は「生成AIとの賢い付き合い方」。
実際のビジネス現場での活用法や注意すべきポイント等について、貴重なお話を伺うことができました。
最近、ChatGPTやClaude、Geminiなど、さまざまな生成AIツールが登場していますが、
「どう使えばいいの?」
「何に注意すべき?」
と迷っている方も多いのではないでしょうか。
今回のセミナーでは、実際の研究現場で生成AIを活用されている専門家の視点から、
・生成AIが得意なこと、苦手なこと
・実際のビジネス現場での活用例
・生成AIのリスク
・上手につきあうためのコツ
など、様々な視点からお話をいただきました。
特に興味深かったのが、荒川先生の実証実験で通知文の作成をChatGPTに任せたところ、
むしろAI生成の文章の方がクリック率が高かったという結果!
人間が考えるよりも、AIの方が心に響く表現を作れるという事例もご紹介いただきました。
また、当社の社員が実際に行っている業務のうち、生成AIが活用できそうなものを
難易度別に分類するという作業を生成AIに聞くという実例も見せていただきました。
エヌ・エイ・シー・ケアでは今回のセミナーを通じて、社員の業務効率UPに加え、
弊社製品・サービスへの展開も進めてまいります。
【荒川教授 ご経歴】
2006年 博士(工学)慶應義塾大学
[職歴]
慶應義塾大学・特別助教(2006-2009)
九州大学・助教(2009-2013)
奈良先端科学技術大学院大学・准教授(2013-2019)
フランス(2011)、ドイツ(2012)、アメリカ(2017-18)に留学
[現在]
九州大学・大学院システム情報科学研究院・教授
大阪大学・大学院情報科学研究科・招へい教授
大阪公立大学・文書解析・知識科学研究所・客員研究員
情報処理学会・理事
情報処理学会・MBL研究会・主査
一般社団法人SDGsデジタル社会推進機構・理事
[受賞]
令和5年度科学技術分野の文部科学大臣表彰科学技術賞
IPSJ/IEEE-CS Young Computer Researcher Award