News Release ニュースリリース
2021.03.04

エヌ・エイ・シーの「未受診者対策サービス」、協会けんぽ岡山支部にて採用

サービス&プロダクト

ITを活用したヘルスケア事業を展開する、株式会社エヌ・エイ・シー(所在地:東京都港区、代表取締役:山崎 直人)は、同社の「未受診者対策サービス」が全国健康保険協会(以下、協会けんぽ)岡山支部において採用されたことを2021年3月4日に発表しました。

<協会けんぽ岡山支部の課題>
健診データ分析の結果、協会けんぽ岡山支部では糖代謝リスク保有率(空腹時血糖が基準値以上である者の割合)が全国データに比べて高いことが分かっています。糖代謝については、空腹時血糖の値が高くなり、糖尿病の疑いが出てくる程度になっても、自覚症状はほとんどないことが多く、定期的に健康診断を受けることで自身の健康状態を認識することが非常に重要であると考えられます。
協会けんぽ岡山支部における健診受診率は58.3%(2019年度)ですが、なかでも被扶養者の特定健診受診率については26.1%(2019年度)と伸び悩んでおり、今回エヌ・エイ・シーの「未受診者対策サービス」を採用しました。

<エヌ・エイ・シーの「未受診者対策サービス」とは>
エヌ・エイ・シーの「未受診者対策サービス」は、過去の健診受診パターン等を分析し、次の健診を受診する可能性の高い対象者に健診受診を促す「受診勧奨シート」を送付するサービスです。

<協会けんぽ岡山支部の実施内容>
今回協会けんぽ岡山支部では、特定健診を受診したことがない被扶養者に対してエヌ・エイ・シーの「受診勧奨シート」を送付する事業を採用しました。開封のされやすさを考慮したデザインで、より「確実に」「本人が」内容を確認することを目的としています。
「受診勧奨シート」には、文章の文面や表示方法等を工夫することで人の心理に働きかけ、行動を行動科学的に変えていく「ナッジ理論」を活用し、受け取った人が自然に受診行動を起こすような受診勧奨メッセージが記載されています。対象者の特性に合わせたデザイン・ナッジの力で行動変容を促し、被扶養者における特定健診受診率の向上を目指します。

株式会社エヌ・エイ・シーについて
ヘルスケア分野におけるITの活用をベースとしたソリューションやサービスを提供しており、国が「データヘルス計画」を推進する以前から健診結果データの分析及び有効活用に着目したサービスを展開し、実績を積んでいます。今後も健診データを活用した「未受診者対策サービス」「特定保健指導参加勧奨サービス」をはじめとした健診データ分析サービスを、自治体や健康保険組合へ積極的に提供していく計画です。

「未受診者対策サービス」詳細:https://www.nac-care.co.jp/service/hc_09.html
協会けんぽ岡山支部:https://www.kyoukaikenpo.or.jp/shibu/okayama/
【会社概要】
社 名: 株式会社エヌ・エイ・シー
設立年月日: 2011 年 3 月 31 日
本社所在地: 〒105-0003 東京都港区西新橋 1-6-21 NBF虎ノ門ビル
代 表 者 : 山崎 直人
主要事業内容: ヘルスケア事業、エンタープライズソリューション事業
U R L : https://www.nac-care.co.jp/

【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社エヌ・エイ・シー  ヘルスケア事業本部 営業部
TEL: 03-3501-5502  FAX: 03-3501-5503